キャンプ用バーナーの種類と特徴

キャンプで使用するバーナーを選ぶ際には、「どんな場所で、どんな料理を、どのくらいの人数で作るか」によって選び方が変わります。以下のポイントを参考にすると、自分に合ったバーナーを見つけやすくなります!


1. シングルバーナー(分離型・一体型)

  • 一体型(直結型):ガス缶の上にバーナーが乗っているタイプ。軽量でコンパクト。登山やソロキャンプ向け。
  • 分離型:ガス缶とバーナーがホースで繋がっていて、安定感があり大きな鍋も使える。ファミリーキャンプやグループ向け。

おすすめ用途:ソロ〜少人数での簡単な調理。


2. ツーバーナー

  • コンロが2つ並んだ形で、同時に複数の料理ができる。自宅のキッチンに近い感覚。
  • サイズは大きめで、車でのキャンプやオートキャンプ向け。

おすすめ用途:ファミリーキャンプや長期の滞在型キャンプ。


3. アルコールバーナー・固形燃料バーナー

  • 軽量で構造もシンプル。アルコールや固形燃料を使う。
  • 火力は弱めなので本格的な料理には不向き。

おすすめ用途:バックパッキングや非常時用、湯沸かしだけの使用。


🛠️ 選び方のポイント

① 使用燃料で選ぶ

燃料特徴
ガス缶(CB缶)安価で手に入りやすい。風に弱い。
ガス缶(OD缶)寒さに強く火力安定。やや高価。
ガソリン(ホワイトガソリン)寒冷地でもOK。扱いに注意。
アルコール・固形燃料軽量&安全。ただし火力が控えめ。

② 風防(風よけ)の有無

屋外では風の影響を大きく受けるので、風防付き別途風防を用意できるタイプがおすすめ。


③ 火力・安定性

  • 火力(kcal/hやW表示)は、目安として2,000kcal/h以上あると料理しやすい。
  • 安定性が高いと、大きな鍋やフライパンも使いやすい。

④ 持ち運びやすさ・収納性

  • 登山やツーリングなどでは軽量&コンパクトが最重要。
  • 車移動なら重くても安定性重視でOK。

🎯 おすすめのシチュエーション別バーナー

シチュエーションおすすめバーナー
ソロキャンプ一体型シングルバーナー(CB缶対応)
冬キャンプ分離型 or ガソリンバーナー(寒さに強い)
ファミリーキャンプツーバーナー or 分離型シングル×2台
バックパッキングアルコールバーナー or 小型一体型

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